太宰治記念館「斜陽館」

大正12年(今から99年前)、太宰は青森中学へ入学しました。
中学時代の彼は、仲間と同人誌を発行するほど作品作りに熱中していたようでした。
中学2年の5月に原稿用紙三十数枚の長編小説「花子さん」を書いたそうですが、
先生がえらく感心して生徒たちへ朗読して聞かせたら、チンピラ同級生が息の根を止めるほど笑い転げたらしいのです。
その内容とは…?
津軽の貧乏な家に赤ん坊(津軽では赤ん坊を‟びっき”という)が生まれたが、多忙な父親は役場に行くという知人に出生届を依頼した。役場で知人は「びっき生まれた」といっていたので「きっと女の子だろう」と答え、花子と命名した。本当は男の子だったのだが、当時の農村の生活の中で実名では呼ばれず、「アニ」「アネ」「オジ」と呼ばれるため学校に入るまで自分の本名を知らずに成長した。
ところが小学校入学時に女の子だと思って準備をしていた学校で男の子であったことが判明し、慌てふためく。そして父親と先生が協議して「太郎」と改名したため「花子」の一生が終わった・・・。
花子
太宰治、いや津島修治の傑作、笑い転げていただけましたでしょうか。
当館の休憩室に太宰文庫コーナーがありますので、
ぜひ太宰作品に触れてみてください。




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2019年5月1日に令和となり、今日はちょうど4年目を迎えました。
なんとなくおめでたい日ですね~
さて葉桜でスタートしたゴールデンウィークの前半は、例年より肌寒い日が続いています。
お向かいの産直「メロス」がOPENし、ついでに斜陽館⁉ 斜陽館のついでに産直「メロス」⁉
どちらでも構いません。津軽半島のど真ん中、金木(かなぎ)という町で生れた太宰治という作家に少し興味を持っていただければ嬉しいです。
太宰君・机に向かう




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 晴天。
抜けるような青空。
今年は、早々にソメイヨシノが咲いて、
公園は桜色の絨毯。
八重桜が咲き始めました。
芦野公園の桜物語も、
そろそろ終盤。
 お向かいの物産館・産直メロスさんが
オープンして、近隣が賑やかになってきました。
品揃えも豊富のようです。
地域を語る産直さんの品々、いいですね。

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記念館の庭も、賑やかになってきました。


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