太宰治記念館「斜陽館」

台風の影響で、猛烈にぬぐい(暑い)
 
太宰治記念館「斜陽館」となっております❕
  
館内には、見どころが沢山ありますが、
  
ここも、外せません❕❕
  
お土産コーナーです。
  
限定品ですので、どうぞ お見逃しなく 


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ご来館の記念にいかがですか


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 残暑。
ススキが風に揺れ、
時折、秋風のような風が吹き、
大きく成長したコオロギが鳴く―
そんな時期となりました。
お盆―故郷への帰省。
懐かしい人々。
想い出の中の風景。
過去と現在が重なる時間。


 たましいの、抜けたひとのように、足音も無く玄関から出て行きます。私はお勝手で夕食の後仕末をしながら、すっとその気配を背中に感じ、お皿を取落すほどしく、思わず溜息をついて、すこし伸びあがってお勝手の格子窓から外を見ますと、かぼちゃののうねりくねってからみついている生垣に沿った小路を夫が、洗いざらしの白浴衣に細い兵古帯をぐるぐる巻きにして、夏の夕闇に浮いてふわふわ、ほとんど幽霊のような、とてもこの世に生きているものではないような、情無い悲しいうしろ姿を見せて歩いて行きます。
「お父さまは?」
 庭で遊んでいた七つの長女が、お勝手口のバケツで足を洗いながら、無心に私にたずねます。この子は、母よりも父のほうをよけいにっていて、毎晩六畳に父と蒲団を並べ、一つ蚊帳に寝ているのです。
「お寺へ。」
 口から出まかせに、いい加減の返事をして、そうして、言ってしまってから、何だかとんでも無い不吉な事を言ったような気がして、肌寒くなりました。
「お寺へ?何しに?」
「おでしょう?だから、お父さまが、お寺まいりに行ったの。」
 が不思議なくらい、すらすらと出ました。本当にその日は、お盆の十三日でした。よその女の子は、綺麗な着物を着て、そのお家の門口に出て、お得意そうに長いをひらひらさせて遊んでいるのに、うちの子供たちは、いい着物を戦争中に皆焼いてしまったので、お盆でも、ふだんの日と変らず粗末な洋服を着ているのです。
「そう?早く帰って来るかしら。」
「さあ、どうでしょうね。マサ子が、おとなしくしていたら、早くお帰りになるかも知れないわ。」
 とは言ったが、しかし、あのご様子では、今夜も外泊にきまっています。
 マサ子はお勝手にあがって、それから三畳間へ行き、三畳間の窓縁に淋しそうに腰かけて外をめ、
「お母さま、マサ子のお豆に花が咲いているわ。」
 とくのを聞いて、いじらしさに、つい涙ぐみ、
「どれどれ、あら、ほんとう。いまに、お豆がたくさんるわよ。」
                                    太宰治『おさん』


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 スッキリ青空、雨はずっとないものの快晴は久しぶりで!
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 いいでば~!

 さて築112年の斜陽館は、ほぼほぼ当時の姿ですので段差が多い屋敷です(・◇・)ゞ
 その段差は家族と使用人の身分の違いだったり・・・
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 家族のなかの身分の違いだったりするわけです
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 当時に思いを馳せながら歩いていただきたいのですが、
 歩く際は、踏み外さないようお気をつけくださいませ!




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