太宰治記念館「斜陽館」

今日は雨が降るっていってたのに朝から太陽ギラギラ
それでいつもお世話になってるスマホの週間天気覗いてみたら…
天気予報
10日間も連続雨マーク!しかも降水確率も気温も高い
きっと地獄の10日間になるでしょう・・・
でも青森県は、八甲田山を越えた南部地方は梅雨が明けるまで毎日ジメジメしているのに
津軽地方の梅雨の時期は、3日に1日降るくらいなんですよね。
きっと雨の日は少ないでしょう!と週間天気予報に挑戦状をたたきつけてみました。
あたるかな???


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8月は、祭りシーズン。昨日開幕するはずだったのが、
「弘前ねぷた」
扇ねぷた

今日、開幕するはずだった
「青森ねぶた」
人形ねぶた

そして、4日から始まるはずだった
「五所川原立佞武多」
立佞武多
どれもこれも豪華絢爛、勇壮な武者絵が街中を練り歩く
青森の短い夏の祭典。
かつては、記念館にも太宰ねぶたが展示されていました。
もともとは青森市内の子供教室のねぶたとして出陣したものらしいのですが、
「苦悩に満ちた太宰」は青森市内を練り歩いた後、記念館に展示されたようです。
太宰ねぶた新聞記事

 今はありません…遠い昔の思い出です。

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 気温が上がり、やっと夏らしくなって津軽です。
やっと夏らしくなってきたかと思ったら、
昨日から秋の虫たちが鳴き始めました。
そろそろ立秋。
毎年、夏から秋への季節の移ろいを感じる頃です。


 東京の三鷹の家にいた頃は、毎日のように近所に爆弾が落ちて、私は死んだってかまわないが、しかしこの子の頭上に爆弾が落ちたら、この子はとうとう、海というものを一度も見ずに死んでしまうのだと思うと、つらい気がした。私は津軽平野のまんなかに生れたので、海を見ることがおそく、十歳くらいの時に、はじめて海を見たのである。そうして、その時の大興奮は、いまでも、私の最も貴重な思い出の一つになっているのである。この子にも、いちど海を見せてやりたい。
 子供は女の子で五歳である。やがて、三鷹の家は爆弾でこわされたが、家の者は誰も傷を負わなかった。私たちは妻の里の甲府市へ移った。しかし、まもなく甲府市も敵機に襲われ、私たちのいる家は全焼した。しかし、戦いはなおつづく。いよいよ、私の生れた土地へ妻子を連れて行くより他は無い。そこが最後の死場所である。私たちは甲府から、津軽の生家に向って出発した。三昼夜かかって、やっと秋田県の東能代ひがしのしろまでたどりつき、そこから五能線に乗り換えて、少しほっとした。
「海は、海の見えるのは、どちら側です。」
 私はまず車掌に尋ねる。この線は海岸のすぐ近くを通っているのである。私たちは、海の見える側に坐った。
「海が見えるよ。もうすぐ見えるよ。浦島太郎さんの海が見えるよ。」
 私ひとり、何かと騒いでいる。
「ほら! 海だ。ごらん、海だよ、ああ、海だ。ね、大きいだろう、ね、海だよ。」
 とうとうこの子にも、海を見せてやる事が出来たのである。
「川だわねえ、お母さん。」と子供は平気である。
「川?」私は愕然がくぜんとした。
「ああ、川。」妻は半分眠りながら答える。
「川じゃないよ。海だよ。てんで、まるで、違うじゃないか! 川だなんて、ひどいじゃないか。」
 実につまらない思いで、私ひとり、黄昏たそがれの海を眺める。
                                        太宰治『海』
 日本海、五能線、波がしら、地平線、黄昏の海、『黄金風景』。
人生初めて海を見たのは、いつのことだったろう。
ん‥‥‥思い出せない‥‥‥。
自分のことだけど、家族に聞いた方がいいのかも知れない。


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