2022年01月

津軽の雪

 連日の寒波ですが、今日は、
何とか吹雪が落ち着いたようです。
交通機関も平常に戻り、
お客様にご来館いただいております。
至る所に雪の山。
連日の吹雪。
南の方では、そろそろ花が咲いて海開きの頃でしょうか。
こちらは、まだまだ北風の中、
春までは、あと二か月程。

 津軽の雪

 

   こな雪

   つぶ雪

   わた雪

   みづ雪

   かた雪

   ざらめ雪

   こほり雪

      (東奥年鑑より)

        太宰 治『津軽』

 
津軽の雪は、毎日違う雪なんです。

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❆ 安心 ❆

毎日毎日、ズンズンズンズン雪が降り積もる。
一気に増えたのでいつもより多く降った感じがするが
昨年と同じくらいの積雪だろう❆
一昨年は津軽なのに雪が無く、とても楽な冬だった。
「仙台の冬みたいでいいね!」と何度も言い合ったものだ。
けれども・・・いつもあるものが無いと何だか不気味で
冷夏になるんじゃないのか。などと勝手に不安になっていた。
幸い杞憂に終わったが、いつもどうりが一番いいということか
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津軽の冬も2月の半ばになると日差しが春めいてきます。
  「もうあんつかゆぎなげけっぱるべし
 訳「あともう少しだから雪片付け頑張りましょうね

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🌸 桜便り 🌸

先週夕方のテレビから流れたニュースは
遠い南の国からの桜便り🌸
濃いピンク色の寒緋桜(かんぴざくら)が咲いたのは
遥か彼方の沖縄県です。
雪に埋もれたこの地で見た、とても暖かそうなその映像は
胸の奥に一つ、灯りをともしてくれた
   「あどまんかでこごさも春来べがな…
  訳「あともう少し待っていたらここにも春が来るのかな…
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毎年6月に咲くエゴノキの花



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暴風雪・波浪警報 !

 朝 窓から外を眺めると猛吹雪 
ホワイトアウトだ 車の運転注意だね
でも出勤の頃は 少しおさまっていました
昼過ぎから暴風雪となり「 ゴ~ッ」
という音と共に 外の木々が揺れ始めました
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 凛とした高野槙(こうやまき)の枝が揺れる 

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 不安の中 みんなを癒してくれる「チシマ君」
 お客様からも「可愛い~」を頂きました 
 
 当館はビクともしませんが(と思う)
 自宅の屋根 飛んでいませんように、、、
 


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年末年始で二度の式典開催!

太宰治の生誕地・五所川原市では、年末(12月26日)に令和3年の成人式、
年が明けて1月9日にも令和4年の成人式が行われました。
コロナ禍により2学年合同の成人式も珍しくない中、
無事開催されたことは、本当におめでたいことです。
さて、太宰治が二十歳の頃は、どんな青年だったのでしょうか。
今から93年前、昭和4年まで溯ります。
小学校を卒業後1年間は明治高等小学校へ入学し、
中学は5年生(太宰は4年間在学し、飛び級して官立弘前高校へ入学)。
つまり二十歳の太宰治は、高校3年生なのです。
学生太宰(額入り)
その年の初め、弟・礼二を病気で亡くしました。
また、太宰自身は校内でストライキを起こしたり、芸者と逢瀬を楽しんでみたり、
睡眠薬を飲みすぎてこん睡状態になったり、様々な事件を起こした年でもありました。

近年、成人式の式典でもはや名物にもなりつつある〝やや暴走ぎみの若者〟が
ワイドショーを賑わせていますが、二十歳とは少年の最後のあがきなのでしょうね。





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