太宰治記念館「斜陽館」

2026年04月

芦野公園周辺には、毎年少し早く咲き始める桜があるのですが、様子を見に行って
みると、いくつかの花がほころび始めていました。





芦野写真


まだ空気はひんやりとしているものの、その淡い桜色は確実に春の訪れを告げて
くれます。

これから訪れる満開の景色を想像すると、思わず何度も足を運びたくなりますね。

金木町を訪れた際には、ぜひこの早咲きの桜を楽しんだ後、太宰治の生家として
知られる斜陽館にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

歴史と文学の香りに触れながら、ゆったりとした時間を過ごせるはずです。

斜陽館内の休憩室でコーヒーでも飲みながらまったりと・・・ 


本日はこのへんで (^^♪


涼しいを通り越して寒いです
ストーブの前から動けません
それでも今日は日曜日
朝からお客さまが絶えません 
寒い中お越しいただき ありがとうございます

寒くて忘れていましたが 只今
 弘前さくらまつり 4月10日(金)~5月5日(火) の期間中でした
桜の早咲きに伴いポスターより7日早く始まりました

poster

満開の弘前公園 美しいですね
今年は久々に行ってみようかなぁ~

あっと忘れてはいけません
地元にも桜の名所があるんです
太宰がよく遊びに行っていたという 県立芦野公園 
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桜1,500本 松1,800本が湖畔に広がり
日本さくら名所100選にも選ばれています

明日からは気温が上がるようです
春の奥津軽へ遊びに来ませんか
皆さまのお越しをお待ちしております




 雨が降り続いていて、花冷えです。
風は、まだ冷たく、春は行きつ戻りつしていますが、
いつの間にか梅の花も咲き始め、ツクシが顔を出していました。
春の訪れを、花々や樹々たちが教えてくれます。
雪の下で眠っていた春の枯葉を押し上げて……。


(野中)(菊代のほうに背を向け、外の景色を眺めながら)もう、すっかり春だ。
津軽の春は、ドカンと一時いっときにやって来るね。
(菊代)(しんみり)ほんとうに。ホップ、ステップ、エンド、ジャンプなんて
飛び方でなくて、ほんのワンステップで、からりと春になってしまうのねえ。
あんなに深く積っていた雪も、あっと思うまもなく消えてしまって、
ほんとうに不思議で、おそろしいくらいだったわ。あたしは、もう十年も
津軽から離れていたので、津軽の春はワンステップでやって来るという事を、
すっかり忘れていて、あんなに野山一めんに深く積っている雪がみんな消えて
しまうのには、五月いっぱいかかるのじゃないかしらと思っていたの。
それが、まあ、ねえ、消えはじめたと思ったら、十日と経たないうちに、
綺麗きれいに消えてしまったじゃないの。四月のはじめに、こんな、
春の青草を見る事が出来るなんて、思いも寄らなかったわ。
(野中)(相変らず外の景色を眺めながら)青草? しかし、雪の下から
現われたのは青草だけじゃないんだ。ごらん、もう一面の落葉だ。
去年の秋に散って落ちた枯葉が、そのまんま、また雪の下から現われて来た。
意味ないね、この落葉は。(ひくく笑う)永い冬の間、昼も夜も、
雪の下積になって我慢して、いったい何を待っていたのだろう。
ぞっとするね。雪が消えて、こんなきたならしい姿を現わしたところで、
生きかえるわけはないんだし、これはこのまま腐って行くだけなんだ。
(菊代のほうに向き直り、ガラス戸に背をもたせかけ、笑いながら
冗談みたいな口調で)めぐりきたれる春も、このくたびれ切った枯葉たちには、
無意味だ。なんのために雪の下で永い間、辛抱しんぼうしていたのだろう。
雪が消えたところで、この枯葉たちは、どうにもなりやしないんだ。
ナンセンス、というものだ。

菊代、声立てて笑う。

(野中)(わざとまじめな顔になって)いや、笑いごとじゃありませんよ。
僕たちだって、こんなナンセンスの春の枯葉かも知れないさ。
十年間も、それ以上も、こらえて、辛抱して、どうやら虫のように、
わずかに生きて来たような気がしているけれども、しかし、いつのまにやら、
枯れて落ちて死んでしまっているのかも知れない。
これからは、ただ腐って行くだけで、春が来ても夏が来ても、
永遠によみがえる事がないのに、それに気がつかず、人並に春の来るのを
待っていたりして、まるでもう意味の無い身の上になってしまって
いるんじゃないのかな。
(菊代)(あっさり)案外、センチメンタルね、先生は。しっかりなさいよ。
先生はまだお若いわ。これからじゃないの。
(野中)(ちょっと本気に怒ったみたいに顔をしかめ)くだらん事を
言っちゃいけない。僕はもう三十六です。都会の人たちと違って、
田舎者いなかものの三十六と言えば、もう孫が出来ている年頃だ。
からかっちゃいけません。
                   太宰治『春の枯葉』

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こんにちは~
お昼頃から降り出した雨
いつの間にか本降りになっていました
昨日より、少し肌寒い日となった金木町
ほとんど風はなく、雨音だけが聞こえてくる


実は、個人的に雨の日って好きなんです
雨音が心地よくて・・・眠くもなるけど
そんな雨の日・・
雨音に似合う飲み物は?
肌寒い日なので暖かい方がいいですね


洋間なので珈琲&ケーキ
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いやいや、ちょっとイギリス風に
アフタヌーンティーも良いですね


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一階縁側・・お庭を眺めながら

やっぱり、お煎茶ですかね、そして分厚い羊羹
ほうじ茶も香ばしい香りが「良き」ですね
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あ、毛せん敷いてお抹茶なんてどうでしょうか?
お茶菓子は・・今時はやはり桜餅でしょ🌸🌸最高~
※申し訳ございませんが、これは私の妄想
館内は飲食禁止となっております。ご了承下さい。



※「斜陽館」では 珈琲・林檎茶の販売をしております
  どちらも220円(税込)です

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飲める場所は休憩室となっております
テイクアウトもOKです

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それでは、本日はこの辺で





どこか懐かしさを感じさせる赤煉瓦塀。

その佇まいは、まるで訪れる人を優しく
迎え入れてくれるかのようです。

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斜陽館に一歩足を踏みいれると、そこは
太宰治が少年時代を過ごした思い出に
満ちた空間。
静かに流れる時間の中で、当時の暮らしに
思いを馳せることができます。

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館内はどこか心を落ち着かせる空気が広がり、
初めて訪れる方でも不思議と懐かしさを
覚えることでしょう。

四季折々の表情を見せる斜陽館は、
訪れるたびに新たな発見と感動を与えて
くれます。

この特別な場所でゆったりとした
ひとときをお過ごしください。

スタッフ一同、心よりお待ちして
おります。

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